消化器外科医の仕事内容をご紹介

消化器外科医の仕事内容は主に手術になりますが、手術前後には様々な仕事をしています。
まず、外来にて患者の診察をし、術前検査をします。病気によって検査内容は変わりますが、主に血液検査、レントゲン、CT、心電図、呼吸機能検査、心エコーをします。
それらの検査結果に基づいて、病気の診断をします。
診断がついたら、病気の進行具合や患者の体力、心臓の様子、呼吸機能の状態、腎臓や肝臓の状態などから、手術が可能かどうかを判断します。
手術可能となった場合は、患者と家族に手術内容についてインフォームドコンセントをします。患者と家族にわかりやすく、病気の進行具合や手術内容、術後について話をし、それらを理解してもらいます。
その後、患者が入院をする手配や手術日を決め、オペ室に連絡をします。
入院後は、手術前の準備を開始します。具体的には、呼吸訓練、吸入、下剤、体調管理、点滴を開始します。それから手術をします。
術後は家族に手術の様子や今後の治療について説明をします。

病棟では術後管理をし、合併症に対する早期対応、術後検査をします。具体的には、血液検査、レントゲン、造影検査をします。また、食事指導を開始。おもゆからスタートします。食事も常食までアップし、患者の状態が落ち着いたら、退院に向けて、患者と家族に対して病気の状態や今後について説明をします。

退院に向けて、必要があれば各関係者(訪問看護、ケースワーカー、ケアマネージャーなど)とカンファレンスをし、患者が自宅または施設などで生活する環境を整えます。
退院後は外来にてフォローアップしていきます。必要時には抗ガン剤を投与します。退院後に、患者の保険の診断書を作成します。
外来にて定期的に診察、処方にて様子を見ていきます。必要があれば検査を行い、その都度患者や家族への説明を行います。
病棟では、毎朝夕の回診にて入院患者の診察、治療をします。看護師への点滴や投薬の指示、食事内容の指示、行動制限の指示、禁止事項の確認などを行います。
また、各患者について、医師や看護師、医療スタッフとカンファレンスを行い、治療方針を決めていきます。病気によっては、他科へフォローを依頼したり、相談をしながら、退院に向けて回復を目指していきます。
平日の勤務に加え、病院によっても変わりますが、当直や土日のオンコールの当番が交代であります。
緊急手術のために、休日でも呼ばれて手術をすることもあります。

心臓血管外科医の仕事内容をご紹介

心臓血管外科医というのは、文字通り心臓の外科的部門のプロフェッショナルであり、心臓や心臓に関わる血管など疾患に対する手術などを行う事で患者の命を救うのが主な仕事になります。
心臓外科医も医師ですから、医師免許を取得しているのは当然なのですが、実際に他の部位でも同じような経験を積む事にはなりますが、心臓血管外科医も同じように医師免許を取得後に研修を行い、外科専門医になるための臨床や研究を重ねて、外科専門医になる資格を取得します。

それからまた心臓血管外科での臨床や研究を経てから、心臓血管外科専門医の資格を取得できるようになります。
つまり、ただでさえ医師になるには6年生の医学部のある大学に通う事からスタートしますし、現役での合格は難しいとも言われているので、医師免許をとってから心臓血管外科になるまでに平均的に約10年は必要になるので、長い道のりがあると言えます。
心臓血管外科医は、主に心臓疾患の外科的な治療が必要な時や、冠動脈の疾患での手術が必要な時に手術を行う事で患者の病気を治す事になります。

特に心臓という場所も関係しているのか、より専門性を必要とされ、手術の失敗が直接死に至る事もありますし、仮に手術が成功したとしても、思うように回復できずに心不全などで患者さんが命を落としてしまうこともあります。
テレビドラマなどでは、心臓血管外科というと医師の花形的な活躍を見せる事が多くありますが、実際の心臓血管外科医の仕事は、循環器内科との連携も必要になりますし、看護師や麻酔医をはじめ、多くの医師やスタッフと共同作業での手術や治療に取り組む事が増えるので、ただ外科医として手術ができるだけでなく、人格的にも慎重な性格で他の分野の医師とも協力ができるような医師が向いている事になります。

仕事の内容も、基本的に外来もこなしながら手術も行いますので、ハードな日程を過ごす事が多く、手術も年間で最低でも100件はこなす事が必要と言われている専門医になります。
心臓血管外科という診療項目をあげている医療機関での手術の件数や死亡率というものは、とてもこの職業の過酷さが数字に出ています。

年間の手術回数が極端に少ない医療施設の方が死亡率が高い傾向にある事がわかっています。

いわいる心臓血管外科医の中でも、名医と呼ばれるような医師は年間で150件から200件以上の手術をこなしているのですから、体力や経験がとても重要になる仕事だということがわかります。
今後の日本は高年齢化もすすむために、より一層の心臓疾患への対応が望まれる中で、自分の命を任せられると判断できる医師こそが、心臓血管外科医になります。

心臓血管外科医の仕事は常に患者さんの命を直接預かるような仕事になりますので、今後の質の更なる向上が望まれます。

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